パッケージ

不機嫌な姉 〜素直になれない姉でも…好きですか?〜

サークル名 StrayMoon
発売日 05/12/30
価格 735円(税込)
ジャンル 新感覚フキゲン系ノベル(ビジュアルノベル)
原画 みやま零
シナリオ まやせろみ
CG 全11枚(6枠)
声の出演 音声無し
ストーリー
「ダメだよ。言うこときかなくちゃ。これは、お仕置きなんだから──」
月野硝子(がらす)。綺麗で格好いい僕の自慢のさん。
だけど本当は暴力的で、意地悪で、わがままで──そして、すごくエッチな女の子。
今日もを押し倒したさんは、耳元に魔法の呪文をつぶやく。
お仕置き
それは硝子のためのになるキーワード。
思春期未満の近親相姦と少しのセンチメンタルで奏でる、ココロのショートノベル。

みんなは知らない。僕の姉さんが、本当はすごく可愛い。ということを……
※パッケージより
はじめに
システム ★★★☆☆☆☆☆☆☆3
音楽/声 ★★★★☆☆☆☆☆☆4
絵/CG ★★★★★★★★☆☆8
シナリオ ★★★★☆☆☆☆☆☆4
エロ ★★★★★☆☆☆☆☆5
合計 24/50(48点)
登場人物
月野 悠里(つきの・ゆうり)/主人公・名前固定
ワガママな姉の「犬(ペット)」である小学生。グーでボコボコに殴られたり、学校の友達の前で「こいつは私の犬だから」と言いふらされたり、端から見ると姉に虐げられているように見えるが、Hの後で彼だけに見せる「可愛い」姉を知っているので多少(?)の理不尽は苦にしていない。

月野 硝子(つきの・がらす)
ワガママで暴力的な美しい姉。学校では生徒会書記をやっている。機嫌が悪い時はとても危険で「お仕置き」と称して容赦なく弟をボコボコにしたり、Hなイタズラをするが、本当は弟が大好き。
いつもHした後は別人のように可愛らしくなる、かなりレベルの高いツンデレキャラ。
内容
<システム>★★★☆☆☆☆☆☆☆3
セーブ/ロード なし
CG/シーン回想 CG鑑賞のみ/最初から選択可能
スキップ Enterキーで全スキップ
オートモード なし
バックログ あり
ボイスリピート 音声無し
音量調節 なし
右クリック メッセージウィンドウ消去
「吉里吉里2」のコアを使っており、テキストは「サウンドノベル」形式で表示されます。
タイトル画面に「セーブ」も「ロード」も無く、ウィンドウ上部のメニュー欄にある機能も「メッセージを消す」「文字速度変更」「画面サイズ変更」くらいしか有りません。
作品自体のボリュームが少ないので使用する機会が無い機能かも知れませんが、それでも「セーブ・ロード」くらいは付けておいて欲しかったです。
タイトル画面やCG鑑賞モードの動作が重く、画面の切り替えが遅いのも気になりました。

<音楽>★★★★☆☆☆☆☆☆4
「音」に関するメニュー項目が全く無いので、音量の調節は出来ません。
BGMは5種類ほどで、場面にあった曲がチョイスされているとは思いますが、音声は付いていないし、効果音もドアをノックする音くらいで挿入音やチュパ音などは無いので、音楽にはあまり力を入れていないように感じました。

<絵>★★★★★★★★☆☆8
立ち絵は硝子の1種類だけで、しかも差分無しの1枚しかありません。総CGが11枚の時点でボリュームの少なさが読み取れます。
絵は全体的にバランスが良くて非常に上手いですが、一点だけ強烈に目立つ部分があり、見事なまでに綺麗なホームベース型の顔は「個性」と言うしかないでしょう。

<シナリオ>★★★★☆☆☆☆☆☆4
悠里(弟)視点の「不機嫌な姉」と、硝子(姉)視点の「ガラスのセカイ」の2つに分かれていて、「不機嫌な姉」を全部読んだ後タイトル画面から「ガラスのセカイ」を選択できるようになります。
どちらの話にも選択肢は一切無く、ただ話を読んでいくだけで、セーブ・ロードが無いことからも分かるようにボリュームは少なく、「Hしたら終わり」です。

「不機嫌な姉」も「ガラスのセカイ」も、姉がどうしようもなく暴力的で意地悪でワガママなので主人公が気の毒になってきますが、H後(つまり終盤)は姉が別人のように可愛い乙女に変身し、グーでぶん殴っていたのが、乙女のように恥じらってポカポカと猫パンチをするようになります。
弟に言わせれば、姉は「機嫌が悪い」時にだけ暴力的で意地悪でワガママになるのであって、本当はとても可愛らしい女の子らしいですが、「機嫌が良い・悪い」の問題とは思えません。
「二重人格」と思えるくらいHの前と後(機嫌が悪い時と良い時)では姉の態度・台詞が違いますが、H後の姉は本当に可愛いので、あまりのツンデレぶりにちょっとニヤけてしまいました。

過去に忌まわしい事件があり、それ以来、硝子は自分のことを「おかしい」と思っているため、弟とセックスすることも「おかしい」の一環と考えており、主人公も姉に対して盲目的な好意を寄せているため、近親相姦に対する躊躇いや罪悪感はありません。
キスのことを「ちゅう」と言っているところは小・中学生らしくて良かったです。

ちなみに「不機嫌な姉」で「丘の上のお屋敷に住んでいる金髪の(硝子の)同級生」の話があり、「ガラスのセカイ」のラストでは金髪で背の低い演劇部部長が登場します(絵は無し)。
彼女の名前は「白銀鳥羽莉」。のちに発売される「彼女たちの流儀」のメインヒロインです。
鳥羽莉は文化祭で行う劇のヒロイン「月の女王」役を演じられる人を探していて、硝子に劇に出てくれないかと相談していたそうですが、硝子よりも「相応しい人が見つかった」らしく、その「月の女王に相応しい人」が「彼女たちの流儀」の主人公であるこたろー君なわけです。
意外なところで意外な繋がりを見ることが出来たので、少し得した気分です。

<エロ>★★★★★☆☆☆☆☆5
Hシーンは「不機嫌な姉」「ガラスのセカイ」で1つずつ。実の姉弟なので、全て近親相姦です。
どちらのHシーンも「前戯→本番→まったりトーク」の流れになっていて「1つの話=1つのHシーン」なので、この作品の大部分をHシーンが占めているようなものですが、作品全体のボリュームが少ない分、エロの尺はそんなに長くはありません。

「不機嫌な姉」は悠里(弟)視点で、機嫌の悪い姉に責められる形のHシーンとなり、「ガラスのセカイ」は硝子(姉)視点で、フェラで散々興奮させておきながらお預けを食らった弟が、下克上とばかりに姉に逆襲しますが、結局はラブラブな和姦になります。